( '-' )

つらつらと身勝手にいきます

2018 年末の話をする

食欲は湧いても全然元気は出ないし、ドラマのふとしたシーンで泣いちゃいそうなくらい脆い気持ちをどこへどうやって昇華させたら良いか模索してる。

 

ひとは仕事に打ち込めばいいというけれど、帰り道の自転車で。駅のホームで。帰りに寄ったコンビニで。

ふとした時に思い出すことは想像以上にハードモード。

 

色を抜きすぎてなかなか暗い色が入らないインナーカラーの金髪も、もう全然必要ない。だってわたしは元々暗い髪色が好きなんだもの。

 

一体全体、この恋は呪い。

冬の入り口

仕事仲間とうだうだ飲んで、歩き慣れた帰路をとぼとぼ歩く。

お供はファミマのほうじ茶ラテ。

これは本当に傑作で毎日でも飲みたい気持ち。

なけなしの金で味わう、たまにの贅沢。

 

今日のお月様は怯んじゃうくらいまん丸で、たしかにウサギが餅でもついてそうにみえないこともなかったりして。

あぁ、見慣れたマンションに月が隠れていく。

あぁ、今日も終わっていく。

 

この道を歩くのもあと数ヶ月。

さみしいなあ。

今のうちに近くのお店いっぱい開拓するぞ。

 

江ノ島

 

最低3泊〜の北海道旅行したい

映画館に行って、一人で映画2本立て

(もちろんコーラとポップコーンは必須)

ピアス両耳もう一個ずつ空けたい

(実現できそう)

aikoのCD揃えたい

カラオケで朝まで歌いたい

服のテイストをガラッと変えたい

リュック卒業したい

化粧ができるようになりたい

眼鏡が似合う人になりたい

たこ焼きパーティーしたい

韓国に行ってみたい

今したいことたち

 

ああ、夏の終わり、

江ノ島に行きたい恋だったのにな。

 

 

 

年の瀬

昔からいつも、タイミングがわるい。

 

修学旅行の前日から風邪をひいて、旅行先で熱を出したり。

大事な日に限って体調が優れなかったり。

社員旅行の旅行先でもお腹を壊したり。

イチかバチか、ライブのチケットを取ったらやっぱり仕事で行けなかったり。

 

今日もせっかくの会社の忘年会、体調が悪くて一次会終わりで帰宅って。

1人も好きだけど、いつだって楽しい空間にはみんなと居たいのです。

自業自得なのだけど、この気持ちをどこにやったら良いものか。

 

そういう"ツイてない"から脱却したいなぁ。

またそんなことうだうだ垂れてる間に今年も終わる。

 

https://youtu.be/H8z0x-i84_c

きのこ帝国「猫とアレルギー」

こんなにどうしようもない気持ちにさせられるとおもってなかったのにな。

短い曲はすぐ冷たい空気に溶けてしまって、容易く泣きそう。

歌詞に大変共感できたわけではないのです、

 

詰まる所やっぱり全て子供みたいな自己満足であって

だからどーしたって話であって

 

馬鹿らしいし恥ずかしーな

23なのに

 

常連のお兄さん、そういえばきのこ帝国が好きだって言ってたな

 

またあのお店に行ったら、やっぱり朝まで飲むのだろうか。

寒い店内で足先をストーブに当てながら。

こんなの、年の瀬でよかったよほんと。

 

なんてね

 

あー、お腹いた。

ウルトラタワーというバンドがいた話

 

ウルトラタワー最後の作品『灯火』は本当に素晴らしい。

ずっとずっと、名前だけ知っていたウルトラタワー

 

 

このアルバムは、本当に聴いた時の衝撃が忘れられない。

春先、夕方の阪急電車のホームは

彼らの音楽にドンピシャのロケーションだったのかもしれない。

 

youtu.be

 

大濱健悟(Vo&Gt)の声は澄みきっていて、青さや優しさが印象的だが

それらと一緒に「何かに噛み付くような鋭さ」も確かに存在している。

バンドサウンドは心地よいギターロック。

でも、そこにあるのは若さや真っ直ぐさ、聴きやすさだけではない。

彼らの生きてきた人生が乗っかっている。

 

そんな印象。うん、ほんと素敵。

 

 

解散してもホームページを残すバンドは沢山あるけれど、

ウルトラタワーのそれはもうどこにも無かった。

魔法のiらんど”という何とも彼らの過ごしてきた時代を感じさせる旧ホームページには

解散して丁度5ヶ月の昨日にも少しの足跡がついていた。

 

残念な話、僕らは全くと言っていいほど売れませんでしたし結果も残せなかったですが、

好きと言ってくれたみなさんに恥ずかしい思いをさせない、

僕たちなりのいい曲をこれまで立派に作って来たと思っています。
僕たちは解散して、それぞれ違う場所にいきますが、

これからも残る曲達を長く愛して頂けたらと願います。

僕個人としてはまだ、この先何をするか決まっていません。

20代半ばにして無職です。ニートです。ですが何もかも失い、なくなる日々が

大きな不安を抱きながらも輝くように見えています。

                              寺内渉(Gt)のコメントより一部抜粋

 

”十代半ばから二十代半ば”というどう考えても青春の真っ只中を、

バンドという深すぎる仲で共に過ごしてきた仲間との別れって、どんなだろう。

”友達”というような優しい関係では決してやってこれなかっただろう。

それを思っただけで、全然事情も知らない自分が泣けてきた。

 

そしてふと、The SALOVERSの無期限活動休止を思い出した。

 

「4歳の頃にゆうた(藤川雄太・Dr)と出会い、6歳で清也(藤井清也・G)と出会い

 11歳でケバ(小林亮平・B)と出会ってから、僕らはずっとただの幼馴染です。

 サラバーズは、僕にとって自分の部屋そのものでした。

 でも、その青春のひと時もそろそろ終わりが来たようです」

 

「最後までわがままな僕は、自分たちの夢を叶えることよりも、

 彼らとこれからもずっと“ただの”幼馴染でいたいんです」

                              古舘佑太郎 コメントより一部抜粋

 

 

youtu.be

 

ウルトラタワーの解散と彼らの休止は、また違う話。

しかし双方に言えるのは、ただの友達だった彼らがバンドという形となり、

若くして音楽業界にしっかりと生きて下した決断、ということだろうか。

 

The SALOVERSが最後に出したミュージックビデオは、

オトナになったかつてのロックキッズたちの成長した姿だ。

彼らはまだ若いのだけれど。

 

少年は大志を抱きすぎて死んだ

そして生まれ変わるのさ

                  Disaster of Youth 歌詞一部抜粋

 

良い音楽が正当に評価されて欲しいけれど

世の中は難しいことや不条理なことばかりだ。

 

彼らもウルトラタワーも、まだまだ生まれ変わるのだろう。

 

 

夕方電車を待つ駅のホーム

どうしようもない気持ちになる時や

好きな人を想う眠れない夜の中

 

 

また聴きたくなるその日まで

どうか色あせないで。

 

 

終電がない

って ならない

 

終電〜!って手を繋ぎながらJR大阪駅の方にかけてゆくカップルと、カップルと友達の間みたいな人たち

流れに逆行するわたし

梅田の近くに住むということは、終電にまつわるドラマにご縁がないということなんだなー

 

警察に補導される人たちとか

タクシーの中に消えて行くスーツのおじさんたちとか

地べたに座り込む人たちとか

慣れすぎてしまった深夜のコンビニとか

気の利くアルバイト店員とか

パトランプのまわり続けるさっきのパトカーとか

 

可愛げと素直さを身に付けたいなあなんてやっぱり去年と同じことを安易に考えてしまう23歳と5日目

もとい、6日目

最高に破天荒なロックスターのはなし

 

 

最終少女ひかさの解散前関西ラストライブを観た。

なんというべきか。

いやあ、痛快だった。

 

初見の人が多そうだったけど、皆見入ってて。

彼等はありがとうありがとうと言い続けてて。

あとね、あっちこっち動きすぎててさ。

あー。PAさん嫌だろうなア、ここはライブハウスじゃないぞ!って心配になりつつ、

それでもお客さんの心掴んで颯爽と帰ってった彼等にはアッパレ。

初めて彼らをみるお客さんも沢山いただろうけど、ボーカルもギターも客席降りて全力だった。

ボーカルに関してはお客さん座ってるベンチの中通路まで降りてって闊歩してた。おそらくひかさを見にきたんじゃなさそうなお客さんにも絡んでた。

ああどうか。トラウマになりませんように。笑

彼等いい人たちなんです本当は。笑

 

ああいうバンドを「歌が上手い」とか「技術がどうだ」とかで分類するのが間違ってるとは言わないけど、きっとそういうハナシじゃない気もする。

溢れる人間臭さとか嘘がつけない彼等らしさとか。なんかそこらへんが彼等のいいとこなんじゃないだろうか。

 

 

ライブバンドと呼ばれる人たちは沢山いるけど、その中でも本当の意味で「ライブじゃないといけない」のが彼らだったなあとしみじみ考える。

「アングラ」と言われがちな小屋が似合う彼等だけど、

クソ暑い初夏の野外音楽堂もなかなか似合ってたぞ。

そうか、カッコイイバンドはどんな会場も自分たちのステージにするんだな。また一つなにかが分かった。気がする。

 

周りは「解散なんて勿体無い」と声を揃えて言うし、私も心からそう思う。

でも真剣にやったからこその、自分たちのための解散なんだろう。

嘘、つけなさそうだし。

でも多分メンバーさんたちは「音楽がないと駄目」な方の人たちばっかりだろうし、

どうかどんな形でも音楽を続けていけますように。

 

こんなに素敵なバンドがいたこと、1人でも多くの人がずっと覚えていられますように。

ふとした時たまに思い出して聴きたくなるような、ずっと誰かの中で生き続けるような、そんなバンドになれますように。

 

http://kansai.pia.co.jp/interview/music/2017-05/saishushojohikasa-saigonogeejyutsu.html

 

↑めっちゃ面白いから見てほしいな。

 

 

あーーーでもやっぱりローリングロンリーレビュー 聴きたかったな。本音では。

 

メンバーの今後に期待。

 

2017.6.5